トヨタ新型プリウスの試乗記

2015年12月にフルモデルチェンジしたトヨタ50系新型プリウスに関する情報をできるだけ詳しく紹介していきます。

トヨタ・新型プリウス試乗 見積りと値引き、地震による納期の遅れなど(9/10)

プリウスの試乗を終えて見積りをしてもらいました。

Aグレードのツーリングセレクションでの見積りです。

ボディカラーについては、考えた結果、一番金額的にかかりますが、試乗車で見た目の印象が良かったエモーショナルレッドを選んでみました。

 

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車体本体価格だけで約300万円!

車両本体価格は2,926,800円でした。
そしてオプションや付属品で315,360円、他に諸経費や税金などが180,408円が加わって、支払総額が34,225,698円となりました。


基本的にはどのグレードを選んでも総額として300万円を超えることにはなると思います。


試乗車はSグレードのツーリングセレクションでしたが、Aグレードで見積もりをもらった理由としては、

安全装備面でToyota Sefety Sense Pが標準装備であることと、

その上でオートワイパーや巻き込み警報機能やブラインドスポットモニターがAグレードでないと装備できない

といった理由から、Aグレードを選んでみました。

 

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オプションは必要なものだけ選択

 メーカーオプションで選んだものとしては、まずはエモーショナルレッドを選んだ為に、ボディカラーについては一番高い54,000円の追加費用が掛かっています。

エモーショナルレッドと、サーモテクトライムグリーン、そしてパール加工が必要なホワイトパールクリスタルシャインの計3色は、それぞれ追加料金がかかってしまいます。


そして、アクセサリーコンセントを追加しました。

これはAグレードなのでオプションで選ぶかどうかを考える必要がありましたが、最上位モデルのAプレミアムグレードを選べば標準装備になっています。

ちなみに下位モデルのEグレードだと選ぶこと自体ができません。


また、オプションで選ぶことができるいくつかの装備についてはほぼ選んでいません。
例えば、スペアタイヤは付けませんでした。

車に積んでいても自分でタイヤを交換できる自信がないので、何かあった場合には保険やJAFFに加入していれば問題ないかと考えて選びませんでした。


チルト&スライド電動ムーンルーフも選んでいません。

運転中に空を見たい!という方は選べばいいと思いますが、必要かどうかはわからないので選びませんでした。


ナビ関係では、バックカメラなどを選ぶことを考えて、ナビレディパックを選んでいます。
他に付属品のETC車載器ですが、ビルトインのナビ連動タイプで17,388円のものに、セットアップ費用を合わせて30,240円となっています。

 

ETC2.0は選びませんでした。
ETC2.0は事故情報や渋滞情報を受信することができたり、現在では圏央道を走った場合に通行料金が値引きになるなどのサービスがあるという、国土交通省が先頭をきって進めているシステムですね。


今後ETCは2.0が主流になることは間違いないとは思うのですが、現状ではまだ圏央道だけしかサービスがなく、

圏央道を利用する機会 × 数百円の値引き

で、約1万5千円の価格差をどれくらいで取り戻せるのかを考えると、今はまだETC2.0を選ばなくてもよいのではと考えました。


もちろん情報量が多くなること、今後値引きや割引率の高い道路も増えるだろうとは思うので、ETC2.0を選んで損をする!ということではないとは思います。


また、ナビについてはトヨタが進めるT-Connectというサービスは必要がないと考えて、つけませんでした。
T-Connectはトヨタのスマートセンターに繋がっていろいろな情報を得ることができる、というサービスです。

自動でナビの更新をしてくれるというサービスは悪くないかと思うのですが、情報を得る時に繋がる先がトヨタのオペレーターになるので、その点であまり魅力に感じませんでした。
「OKグーグル!」や「Hey!siri」と言えば持っているスマホが情報を出してくれる時代に・・・と考えると、わざわざつけるかな?と思ってしまったからです。

 

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エコカー減税のおかげで今は税金が安いです!

 当然と言えば、プリウスは所得税と重量税がゼロ円です。
エコカー減税が適用される期間が2017年には終わってしまうので、ハイブリッド車などを買うならば、早めの方がいいかもしれませんね。

所得税は3月31日まで、重量税は4月30日までとなっています。

 

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ローンのプランは?値引きは?

どこのメーカーでも、最近は残価設定型クレジットローンを組むことが多いようですね。
今回は頭金を80万円ほど入れて最終的な残価も90万円くらい、そしてローンも同じくらい、とほぼ3分割して支払ってみるプランで出してもらいました。


ローンはもちろん月々の支払金額などの調整はする必要があると思いますが、そこでの値引きはあまり期待できないようです。

トヨタの販売店は4つの会社に別れていますが、プリウスはすべてのお店で販売されている為、どのお店の営業さんもあまり大幅な値引きは出来ないということでした。
もちろん多少の値引きは期待してもいいでしょうが、それも半端な分の値引きくらいと思った方が良さそうです。

 

納車までに時間がかかる!

4月末の時点で契約となったとしても、4代目プリウスは納車まで時間がかかるとのことでした。
元々人気がかなりあるプリウスだったので納期もかかるということだったのが、1月の愛知製鋼の事故で生産ラインが止まってさらに遅れ、その上で熊本地震の為にさらに遅れることになりそうです。


地震の前の時点で、6月か7月の納車、という話でしたが、地震の後さらに1ヶ月遅れて、今契約し発注したとしても7月から8月の納車となりそうです。


ちなみに、ボディーカラーにサーモテクトライムグリーンを選ぶとさらに1ヶ月ほど納期が遅れるそうです。
意外と人気がある色になっているんですね。


金額的には約350万円になりましたが、どのグレードでどの装備が必要だと考えるのかで300万円程から400万円程になるので、自分の欲しい装備をよく考える必要がありそうですね。

 

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