フルモデルチェンジされる新型プリウスPHVのデザインがかっこいい!
今年の秋にはフルモデルチェンジ予定のプリウスPHVが、3月23日~4月3日に開催されたニューヨーク国際オートショーで発表されて話題になっていますね。
去年の12月にプリウスが4代目としてフルモデルチェンジをして、そのデザインの斬新さに驚きましたが、今回発表された新型プリウスPHVのデザインは、ノーマルのプリウスとは全く異なるデザインで、違う意味で驚きました。
デザインそのものは、かなりかっこよくまとまっていると思います!
デザインデッサンからそのまま飛び出してきたかのような美しいフォルムですよね。
ノーマルのプリウスの少しトガッた印象とは違い、丸みのあるやわらかなフォルムです。
4つ目のLEDプロジェクターのデザインもかっこいいですよね。
レクサスで3眼LEDは見ましたが、4眼とは・・・!
プラットフォームはノーマルのプリウスと同じ、TNGA(トヨタニューグローバルアーキテクチャー)理念に基づいて作られたもので、外側のデザインは全く違い、ハイブリッドシステムもノーマルプリウスとは異なるようです。
これまでのハイブリッドシステムではモーターを発電機としてのみ使用していたところを、走行用にもモーターとしても利用するというデュアルモータードライブシステムが搭載されるとのこと。
このことで二つのモーターで走行することができのだそうです。
ノーマルプリウスとはまた違った走りをしてくれるのでしょうか。
そしておもしろいのはリヤスタイルですね。
フロントビューはスマートでイケメンな印象ですが、リヤスタイルはちょっと独特なデザインで、これまでに見たことのないような不思議な形状のくぼみ(?)が見受けられます。
真後ろからのデザインはこのようになっています。
このくぼみは・・・何でしょう?
トヨタの公式プレスリリースを見てみると、リヤウインドウは空気の流れをイメージし、2つの膨らみを持たせた波状断面のダブルバブルバックドアウインドウを採用しているのだそうです。
「ダブルバブルバックドアウインドウ」というのですね。
ちょっと舌がもつれそうです・・・。
これはトヨタが初となるCFRP製のバックドアを採用することによって、軽量化されて、さらにはガラスエリア拡大を可能のしているとのこと。
ちなみにCFRP製とは「Carbon Fiber Reinforced Plastics(炭素繊維強化樹脂)」だそうです。
何でも考えるんですねートヨタは。
バックドアもくぼんだ形状で、リヤガラスもくぼんでいるなんて、車ではちょっとありえないデザインですが、燃費の為にはここまで空力性能にもこだわっているのかと思うと涙ぐましい努力だと思います。
そして、それを実現化させるトヨタがすごい・・・。
サイドビューは、ノーマルのプリウスと同じくトライアングルシルエットで、大きな違いはないように思います。
ただのハイブリッド車というだけでなく、給電できるプリウスPHV。
現在のプリウスPHVの価格は、ノーマルプリウスよりも100万円近くも高くなる割に、金額に見合ったPHVという価値観が感じられないという点から、あまり販売台数が伸びなかったのが現状だそうですが、今回フルモデルチェンジすることでどうなりますでしょうか。
ノーマルプリウスと大きくデザインの差別化を図ったことで、PHVユーザーも拡大される予感です。
某メディアによる新型プリウスPHVの予想価格は、320万円程度ではないかと噂されていましたが・・・。
さてどうなるでしょうかー。
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