トヨタ・新型プリウス試乗 試乗して感じた不満な点について(8/10)
実際に試乗をしてみることで良い点も沢山ある新型プリウスですが、完璧というわけにはいきません。
個人的に感じた不満点についても挙げていきますので、参考にしてもらえたらと思います。
ドライブモードのスイッチの操作性
新型プリウスには4種類のドライブモードがあります。
- ノーマルモード
- パワーモード
- エコモード
- EVモード
モードの切り替えはシフトの横にあるスイッチにて切り替えます。
EVモードのスイッチはありますが、その他のモードについては「DRIVE MODE」のスイッチを押すことで切り替えるようになります。
モードはマルチインフォメーションディスプレイにて確認を行います。
停止中であれば何てことはありませんが、運転中に切り替えとなると少し危険さがありますね。
ここはスイッチ1つで切り替えが出来るものにした方が使いやすいのでは?と思います。
今後のマイナーチェンジなどに期待?といったところでしょうか。
電子式パーキングブレーキは新型プリウスには採用なし
最近の新型車に多く採用されている電子式パーキングブレーキ。
先進性を追及した、新型プリウスにも採用されるとばかりに思っていました。
でも、残念ながらここは足踏み式のブレーキであることが確認出来ました。
コンソール周辺にサイドブレーキのレバーがない!と思いましたが、足元を見ればしっかりとペダルがあります。
電子式パーキングブレーキですが、最近は軽自動車にも採用されています。
たとえばホンダのNボックス・スラッシュあたりが該当車種になります。
その点を考慮すると、電子式パーキングブレーキでも良かったのでは?と感じます。
足踏み式が決して悪いわけじゃありませんが、やはり旧式を感じてしまいます。
シートヒーターのスイッチの位置が分かりずらい
ドライブモードのスイッチの操作性についても挙げたのですが、その他にスイッチ系で不満を感じたのが快適温熱シートです。
分かりやすく言えばシートヒーターのことですね。
快適温熱シートですが、Aプレミアム、Aプレミアム・ツーリングセレクションに標準装備となっています。
スイッチ1つでシートが温まり、エアコンよりも早く暖かさ感じる優れものではあるのですが・・・
スイッチの位置が少し分かりずらいように思います。
奥に位置しているので、最初は見落としてしまってセールススタッフに聞いたくらいです。
きっと慣れでどうにでもなると思いますが、もう少し考えて欲しかったポイントかも知れません。
後部座席はリクライニング機能の装備なし
後部座席に座ってみるとリクライニングの機能がないことに気付きます。
今回のフルモデルチェンジでリクライニング機能はきっと装備されると思っていました。
先代モデルと比べると後部座席が少し傾斜があるようにも思えますが、でも長距離ドライブとかになるとリクライニング機能はあった方が良いですね。
シートの質感が上がったと感じたのに惜しさが残りました。
なお、クラスの面では違うのかも知れませんが、ホンダのハイブリッドモデル「グレイス」は後部座席のリクライニングが可能です。
燃費の面やスタイリッシュなエクステリアやインテリアの質感など評価出来るポイントが沢山ある新型プリウスです。
しかし、実際に自分の目で見て触れて分かることもあります。
実車を見る際には使い勝手の面も含めて、注意して見てみると良いかと思います。
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