トヨタ・新型プリウス試乗 グレード間の違いについて(3/10)
2015年12月9日に発売されたトヨタの新型プリウスのグレードについて紹介します。
車を選ぶにあたって、どのグレードにどの装備があるのか?
これは大きなポイントです。
「これは欲しい装備だけど、これは要らないかな・・・」なんてこともあります。
違いなども含めながら、紹介していきたいと思います。
グレードごとの内訳はどんな感じ?
新型プリウスには全部で7グレードからの展開になっています。
まず、ベースグレードとなるのがプリウスE、その次がプリウスS、上位グレードにあたるのがプリウスAになります。
こちらはプリウスSです。
新型プリウスはベースグレードでもLEDヘッドライトや後輪ダブルウィッシュボーンサスが標準装備となります。
これはトヨタがいかに新型プリウスに対しての気合いをが入れたのか?そうとも思える内容ではないでしょうか。
また上位グレードのプリウスA以上になると、安全装備システムのトヨタセーフティセンスPが標準装備になります。
さらにブラインドスポットモニターとインテリジェントクリアランスソナー(巻き込み警報機能つき))も標準装備になっています。
中間グレードのプリウスSには、トヨタセーフティセンスPはオプションとなっています。
ブラインドスポットモニターとインテリジェントクリアランスソナーについてはオプションでも設定がないため、装備が出来ません。
装備を確認してみると、Aグレード以上で充実さが増してくる印象です。
例えばフロントドアのガラスなどでも差が出ます。
プリウスA以上で、スーパーUVカットガラス機能付き・撥水機能付き・遮音性ガラスが標準装備です。
それに対してプリウスSツーリングセレクション以下ですと、UVカットつき、撥水機能つきのものとなります。
見ただけでは分かりませんが、ガラスはこんな感じです。
その他にも防眩インナーミラーがプリウスA以上は自動防眩付であったり、ステアリングスイッチに車間距離切替・レーンディパーチャーアラートが付いています。
やはり価格差相応の違いはあると思って良いかと思います。
この辺で上位グレードと中間グレードを差別化を図っているのでしょう。
ツーリングセレクションとは?装備について
プリウスS、プリウスA、プリウスAプレミアムのそれぞれにツーリングセレクションと付くグレードの設定があります。
差についてですが、主に見た目の質感がアップしたものとなります。
たとえばアルミホイールのデザインやタイヤのサイズなどが変わってきます。
こちらがツーリングセレクションのものです。
215/45R17タイヤ&アルミホイール(ブラック塗装・樹脂加飾パーツ+センターオーナメント付)
こちらはプリウスSのものです。
195/65R15タイヤ&アルミホイール(ダークグレー塗装+ホイールキャップ付)
またリヤを比較するとバンパーにツーリングセレクション専用のリヤバンパーを採用するなどしています。
(TOYOTA公式サイトより)
先代プリウスのツーリングセレクションのことなのですが、硬めで乗り心地の悪さが特徴とされていました。
今回の新型以降、リアのサスペンションがダブルウィッシュボーン式を採用してるので幾分軽減されているとは思います。
実際にどちらが良いのか?となると、この辺は両極端になっているのがユーザーレビューなどを通して分かることです。
基本的な部分で見た目よりも乗り心地であればツーリングセレクション未装着車、
乗り心地は多少は許容するから見た目も重視したい方でしたらツーリングセレクションとなるのでしょう。
ただし、この辺は乗られた方の感覚で変わってきます。
試乗の際には運転してみるだけではなく、後部座席への乗車もして確認してみることをお勧めします。
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