トヨタ新型プリウスの試乗記

2015年12月にフルモデルチェンジしたトヨタ50系新型プリウスに関する情報をできるだけ詳しく紹介していきます。

トヨタ・新型プリウス試乗 最上位グレード「Aプレミアム」の充実度と質感(4/10)

新型プリウスを購入年齢層ですが、様々ではあるものの比較的な高めな印象です。

プリウス=エコや低燃費を重視するユーザーが多いことは確かですが、そこに上質感をも求めるユーザーも増えてきています。

 

エコや燃費だけじゃなく、高級感も!

そんなユーザーの方には最上位グレードにあたる「Aプレミアム」「Aプレミアム・ツーリングセレクション」です。

上質感を求める方には是非お勧めしたいグレードであり、高級車と言っても良い装備も揃っています。


私が実際に見に行ったディーラーには、Aプレミアム・ツーリングセレクションがありました。

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比較となると、どうしても他のグレードが見劣りしてしまうのは確かです(汗)
最上位グレードのAプレミアムには、他のグレードとの違いが何処にあるのかを紹介していきましょう。

 

Aプレミアムのシートには本革を採用

まず、見た目については他のグレードと比較して、目に見える違いはありません。

実際に車内に入るまではAプレミアムであることを気付かなかったくらいです。

 

新型プリウスの中で本革シートを採用しているのはAプレミアム、Aプレミアム・ツーリングセレクションのみとなります。

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他のグレードになるとオプションでも選択することが出来ません。

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こうして見ると豪華さが伝わってくるのではないでしょうか?

 

Aプレミアムのグレードは、シートの機能面もとても充実しています。

腰の部分の張り出しを電動にて調節できるランバーサポートや、運転席の電動調節機能までもが装備されているのです。

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実際に座ってみると座り心地がとても良くて、なかなか高評価出来るものです。

やはり、ランバーサポートの効果もあり体にフィットする感覚を味わうことも出来ます。

 

後部座席も本革シートを採用しています。

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フロント同様、後部座席の座り心地もデザイン性にも優れているのではないでしょうか。


他のグレードですと合成皮革やファブリックシートになりますが、先代モデルと比較すれば質感は向上しています。

しかし、こちらの本革シートと比較してしまうと少し物足りなさを感じます。

 

オートエアコンにもAプレミアムのみの装備あり

他には、エアコンにも違いが出ています。

Aプレミアムグレードのみにナノイー機能が標準装備になっています。

ナノイーはクルマの中でエステ気分が味わえることを特徴としています。

エアコンを作動させるとファンから弱酸性の「ナノイー」が放出され、髪や肌に優しさを与えます。

トヨタでもアルファードやヴェルファイアなどの高級クラスの車にも標準装備となっていますね。


やはりこちらもAプレミアム、Aプレミアム・ツーリングセレクションのみの装備となっており、他のグレードですと設定はありません。

 

本革巻きにこだわるのであればAプレミアム

新型プリウスの装備の中で、私が驚いた点の1つがステアリングです。

何と本革巻きステアリングが標準装備となるのは、AプレミアムとAプレミアム・ツーリングセレクションのみです。

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他のグレードになると合成皮革、ウレタンという感じに質感が下がって行きます。

こちらが合成皮革のステアリングです。

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こうして並べてみると大きな違いは分かりません。

革製品に疎通した方でしたら気付くのかも知れませんが、多くの方が少し握ったくらいでは差を感じないかと思います。

ただ、気になるのが経年劣化ではないでしょうか。

数年後に本革と合成皮革ですと違いが出てくる場合はあると思っても良いでしょう。

 

Aプレミアム以下のAツーリングセレクションでも乗り出し金額にして350万円程度です。

その値段を考えると、Aプレミアム以上の設定にしなくても良かったのでは?とは思います。

 

大きな違いとしては以上になるAプレミアムにAプレミアム・ツーリングセレクションです。

 

もう1つ追記すると、アクセサリーコンセント(AC100V、1500W、コンセント2、非常時給電システム付)が標準装備です。

しかしこちらは他のグレードではオプションで装備可能なので、Aプレミアム以上ならではのものではありません。

 

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