トヨタ・新型プリウス試乗 ラゲッジスペースについて(10/10)
新型プリウスですが、先代モデルと比較するとラゲッジスペースに広さが増したことも特徴になっています。
荷室の容量は最大にして502L(2WD)に。
これはハイブリッドバッテリーを小型化して、リヤシートの下へ収納したことでスペースを確保出来たそうです。
具体的にどんな感じになっているのかも、見ていきましょう。
新型プリウス・ラゲッジルームのサイズについて
【新型プリウス、ラゲッジルームサイズ(後部座席を使用した場合)】
- 奥行き:890mm
- 最大幅:1,390mm
- 最小幅:950mm
- 高さ:715mm
カタログを確認するとゴルフバッグは4個収納することが可能だそうです。
大型のスーツケースも2個は軽く置けるのではないかと思います。
そして、先代モデルはプリウスは下記の容量でした。
【先代モデル ラゲッジルームサイズ(後部座席を使用した場合)】
- 奥行き:880mm
- 最大幅:1,580mm
- 最小幅:960mm
- 高さ:640mm
こうして見ると先代から新型に変わったことで、サイズが大きく変わったことが分かります。
高さが増えたことによる使い勝手の良さは?
ラゲッジルームの高さが増えたことの理由は、荷室高さを110mmほど下げたことにあります。
また新型プリウスは低重心化により、全高も20mmほど下がってます。
そのため、荷物の出し入れがしずらいなどと言った口コミも多く目にします。
実際にその辺のことも考慮しながら確認してみましたが、大きく気になるほどではありませんでした。
普段、多く荷物を出し入れする方ですと何か違いを感じるのかも知れませんが、買い物で時々使う程度くらいであれば特に問題はないように思います。
格納はレバー1つで簡単操作が可能
後部座席は6:4分割可倒式になっています。
そのための操作ですが、こちらのレバーを使用するだけで簡単に操作が出来てしまいます。
後部座席からでもラゲッジルームからでも自由自在です。
ただし、勢い良くバタンといくので注意は必要かもしれません。
新型プリウス・後席格納時のラゲッジルームのサイズについて
新型プリウスの後部座席を格納した時のラゲッジルームのサイズです。
- 奥行き:1,840mm
- 最大幅:1,400mm
- 最小幅:950mm
- 高さ:720mm
参考までに、先代モデルの後部座席格納時のラゲッジルームのサイズです。
- 奥行き:1,580mm
- 最大幅:1,580mm
- 最小幅:960mm
- 高さ:640mm
新型プリウスの奥行きが先代モデルと比較して260mmほど広くなっています。
何もない状態ではありますが、これは色々積むことが出来るな・・・といった印象です。
この点に関しては評価出来る部分であり、後席を格納することで良さを感じるかもしれません。
新型プリウス・ラゲッジルーム総評
ラゲッジルームに関してですが、先代モデルの方が使い勝手の面で勝っていたとの声が多々あります。
容量そのものは広くはなっているのですが、全体的に狭めになったという印象もあるそうです。
新型プリウスになって燃費面や乗り心地や静粛性は大きな進化を見せています。
しかし、まだまだ改善の余地の部分が多くあることも分かりました。
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